2008
10.17
さすがは
名高い妖精の国みやげでございます。
レプリコーンのPooと書いてあります。
そういえば、日本の動物園では、「ゴリラのはなくそ」
というお菓子が売られていたりしますね。
こちらが中身。
pooというのは、うんち。
レプリコーンは性格が悪い、とも
言われていますが、なんともまあ。
年中、こんなハロっているお菓子を
売っているアイルランド人のユーモア。
本当の中身はゼリービーンズですが、
味が色によってかなり違います。
黒が一番、「うぇっ」な味でした。
かと思えば、春の花びらのような
やさしい味のもあります。
この取り合わせ、妙に繊細なのです。
ほんとうにグルメなんでしょうか、
レプリコーン。
2008
10.12
今月のはじめ、ゴッホという
昔の有名画家の絵が話題になっていました。
「ドービニーの庭」という、ひろしま美術館(猫の入場禁止)にある
作品の左下には、
黒猫を一匹、
塗りつぶした茶色い跡があります。
え?すみません、ポーという作家の黒猫を塗り込めた話とは、
また別です。
それで、絵の具の下にあるのが
キツネなのか、
なんなのか、
これまでは、わかっていなかったということです。
エックス線で人間の専門家が調べたところ、
やはり黒猫の
明らかな形跡が
あらわれたということです。
これは、ゴッホが自殺直前に描いた絵なのだそうです。
この写真は
ゴッホとは無関係ですが、
ただのハサミも
ハロウィーナーの目には
モンスターに見えてしまう、というか、
問題をもとに戻しましょう。
黒猫を絵から消し去った理由というのが
「芸術作品としていいかげんに見えるから」
だなんて、失礼千万なことです。
(黒猫千匹がいっせいにニャウ!)
もう一枚、同じ構図の絵が、
スイスのバーゼル美術館にあるそうです。
ここまで似た絵があるなら、
問題の絵の部分が茶色く見えるからといって
キツネのはずはないでしょう。
皆さん、黒猫としての誇りを---
(再び黒猫千匹の大合唱で聞き取れず)
2008
10.11
黒いモンスターは家の中。
どこにでも顔を、いえ、爪を出します。
洗濯かごの中にも一匹。
いえ、一足。
作り方は簡単です。
材料は100円ショップで集め、全部で315円でした。
・裏起毛の黒い綿ソックス(裏返して使いました。もっとゴージャスな
ふわふわしたソックスもいいと思います)
・付け爪(透明で半分から先が黒いものを使いました)
・付け爪用シール(両面テープでも大丈夫かな)
ソックスの中には特に何も入れていません。
ドアの下からのぞかせたりするには
薄いほうがいいし、このままで自然な形に見えます。
「赤い爪も、いいんじゃない?」
誰かの声が、窓の外から聞こえたかと思うと、
つばさの羽ばたく音が風に乗って去りました。
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参考にした本
Ghostly Frights for Halloween Nights
by
Shauna Mooney Kawasaki
Sterling Publishing Co.,Inc. New York
2008
10.09
10月のある、風の涼しい宵のこと。
部屋のなかで、カサ、コソ、
紙袋を破って出てくるものがいます。
おや、早く教えてあげないと。
後ろに立っているあなた、
爪のある黒い前足に
お気をつけあそばせ。
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参考にした本
Ghostly Frights for Halloween Nights
by
Shauna Mooney Kawasaki
Sterling Publishing Co.,Inc. New York
2008
10.07
コワかわいいハロアイテムを手作りするなら、
洋書の子ども向けムックがおすすめ。
紙や布、ヒモ、ホウタイ(もしやそれは)なんかで
ハロウィーン精神の信奉者がキュンとなる
雰囲気たっぷりなアイテムが作られています。
次回は、ここからアイデアを借りた
モンスターが登場!
(以下、著者紹介より引用)
Shauna loves monsters, robots, little children,
vintage sports cars, antique jewelry, eating, and
teasing anyone — whether she knows them or not.
————————————-*
Ghostly Frights for Halloween Nights
by
Shauna Mooney Kawasaki
Sterling Publishing Co.,Inc. New York