先日ご紹介したのが、
「WICA (Witchcraft Information Centre and Archive)」
魔女術、ウィッカ、ペイガニズム、オカルトなどについて学べるオンライン上の研究機関で、
オンライン上のWICAキャンパスでウィッチクラフト学が学べます。
とはいえ、英語のハードルはなかなか越えがたく、
気軽に入学、というわけには行きません。
それでも魔法を学びたい方、
ありましたよ。魔女になるための教科書が。
『魔女の教科書 ~自然のパワーで幸せを呼ぶウイッカの魔法入門』です。
『魔女の教科書 自然のパワーで幸せを呼ぶ“ウイッカ”の魔法入門』
著者:スコット・カニンガム
出版社: パンローリング株式会社 2015
“入会式は不要~1人でも、どこにいてもできる魔法” だそうです。
ところで、こちらのウイッカ、スペルは Wicca と書きます。
Wiccaの意味は、
weblioハイパー英語辞書によると
魔術崇拝;魔術;魔術崇拝者の住む地域.
…これは、何だか怖いですね。
オカルティックな響きですが、著者のスコット・カニンガムさんによると
ウイッカには
“ゆるやかに結ばれた多神教の信仰”と
“それをあがめたてまつる魔女や魔法使い”という
2つの意味があるそうです。
あるいは
“ウイッカは自然への共感から生まれた、
私たちの心を満たしてくれる宗教”だそうです。
どうやら、そんなに怖いものではない?
“自然の創造力に対する畏敬の念”が根底にあるようで、
“魔法は、必要な効果を生み出す自然エネルギーの放射である”
と、魔法の定義をしています。
・魔法のレシピ
・ハーブの魔法
・水晶と宝石の魔法
・ルーン文字の魔法
試してみたい魔法はいくつかありますが、
やはり、魔法使いになるのは難しいです。
なぜなら、ウイッカには道具が必要で、
箒や杖はなんとかなるかもしれないけれど、
コルドロン(大釜)は無理です。
ペンタクルや影の書といわれると、
もはやお手上げです。
とりあえず、
魔女や魔法使いはあきらめるとして、
ルーン文字やハーブは日常生活にちょっこと生かしたいですね。
あと、この本で紹介されている“三日月形のケーキ”
材料を見ていると、シンプル(かつ意外に贅沢で)で普通に美味しそうです。
・アーモンドパウダー 1カップ
・小麦粉 1と1/4カップ
・粉糖 1/2カップ
・アーモンドエッセンス 2滴
・バター 1/2カップ
・卵黄 1個分
これをしっかり合わせて、
クルミくらいの大きさにちぎって、
三日月形にして160~170℃のオーブンで20分ほど焼くと、完成!
そのほか、“マリーゴールドのカスタード”や
ノンアルコールの“ミード(蜂蜜酒)”の作り方が紹介されています。
ハーブについては、
スコット・カニンガムさんが、
『願いを叶える魔法のハーブ事典』で
魔法使いにならなくても活用できるハーブの魔法を紹介してます。
『願いを叶える魔法のハーブ事典』
著者:スコット・カニンガム
出版社: パンローリング株式会社 2014
●バーベインを家のまわりだけでなく観葉植物のまわりにも埋めておくと、経済的に豊かになり、植物もよく育つ
●オリス根をバッグに入れて持ち歩くと、異性を惹きつけることができる
●就寝前にローズバッド(バラのつぼみ)ティーを飲むと、予知夢を見られる
●歯痛を和らげたいなら、エルダーの小枝をかんでから、それを壁に打ち込んでみる
本書で紹介する魔法のほとんどは、このように日常的に起きる問題に対して使うものですが、なかにはもっと難しい魔法もあります。
例えば透明人間になる、霊を呼び出す、不死身になる、ウミヘビにかまれないように注意する、妖精を呼び出すなどです。
amazon 商品の説明より
こちらも多少の道具は必要ですが、
日常生活の範囲内で何とか調達できます。