2006
10.28
10.28
魔女会で何か食べたいものない?
「フルーツポンチとか?」
フルーツポンチ?それは懐かしい。
昭和の花形デザート、フルーツポンチ。
子供の頃、お正月やお祝い事など、
人が集まる場には必ずあったフルーツポンチ。
生のパイナップルや桃が日常的に手に入るようになってから、
缶詰の果物なんて全然食べる機会がなくなってしまいましたね。
久しぶりに食べましょうか。
昔ながらの缶詰フルーツは、
やっぱり昔ながらの缶切りでぎざぎざに開けないと。
十何年ぶりに使う缶切りも、錆びかかっています。
なんでみつ豆が入ってるの?
うちのフルーツポンチは寒天、みつ豆入りが定番なんですよ、
子供のときはよけてたけど。
缶詰チェリー、こんな時でないと使わないね。
今はこんなのがあるんですね、マンゴーの缶詰。
みかん、パイナップル、あれ?桃は?
え?買って来たよ、そこにない?
どこに消えた、桃の缶詰!
大騒ぎしながら、秋色のフルーツポンチ、できました。
昭和のご家庭にはもれなく、深いガラスのパンチボウルと
小カップのセットがあったのですが、
残念な事にここにはないので、ドイツ製の平らなガラス器に。
うちではシロップを別に作って缶汁に足していましたが、
シィアルの家のフルーツポンチは炭酸を入れていたそうです。
今回はファンタ・グレープを注ぎました。
では、レトロな思い出にばかりひたっていないで、
ハロウィーンらしい仕上げを。
ひゃあああああ。
なんで器がよりによってハート型なんだ。
この手の作り方は次回。
「ああ、みなさん逃げないで、
よーく冷えてますよ~」
ほらほら、てまねきしてるじゃないですか。
さあ、みなさんも遠慮なく手を出して。
(ナルシア)