2008
10.12

今月のはじめ、ゴッホという

昔の有名画家の絵が話題になっていました。

「ドービニーの庭」という、ひろしま美術館(猫の入場禁止)にある

作品の左下には、

黒猫を一匹、

塗りつぶした茶色い跡があります。

え?すみません、ポーという作家の黒猫を塗り込めた話とは、

また別です。

それで、絵の具の下にあるのが

キツネなのか、

なんなのか、

これまでは、わかっていなかったということです。

エックス線で人間の専門家が調べたところ、

やはり黒猫の

明らかな形跡が

あらわれたということです。

これは、ゴッホが自殺直前に描いた絵なのだそうです。

080928_1921~0001

この写真は

ゴッホとは無関係ですが、

ただのハサミも

ハロウィーナーの目には

モンスターに見えてしまう、というか、

問題をもとに戻しましょう。

黒猫を絵から消し去った理由というのが

「芸術作品としていいかげんに見えるから」

だなんて、失礼千万なことです。

(黒猫千匹がいっせいにニャウ!)

もう一枚、同じ構図の絵が、

スイスのバーゼル美術館にあるそうです。

ここまで似た絵があるなら、

問題の絵の部分が茶色く見えるからといって

キツネのはずはないでしょう。

皆さん、黒猫としての誇りを---

(再び黒猫千匹の大合唱で聞き取れず)