2001
11.05

11月5日は、ガイ・フォークス・ナイト。
イギリスの各地で、
この前後の日に、花火大会が行われています。
あっちこっちで、花火が上がったり、
大きな篝火がたかれたりと、
例年、火事も多いようで、
ニュースでも火の用心が呼びかけられていました。

Guy Fawkes Night :
イギリスの熱烈なカトリック信者であったガイ・フォークスは
1605年国会議事堂の地下室に火薬を仕掛けて
国王ジェームス1世(プロテスタント)の
暗殺を企てたが、直前に発覚し処刑された。

カトリック側のこの陰謀を怒った議会は
翌1606年「神の助けと法王への憎しみを忘れぬために」
この日を記念日に定めた。

この火薬陰謀事件 ( Gunpowder Plot ) の
記念日 ( Guy Fawkes Day [ Night] ) である毎年11月5日には、
子供たちは町の通りにガイ・フォークスに見立てた
ぼろ人形を作って置き、大人が歩いてくると
「ガイのために1ペニーのお恵みを」
( A penny for the Guy )とねだったりする。

そして最後にはこの人形に火をつけて焼き捨てる。
当日は Bonfire Night(ボンファイヤーの夜)といわれ、
花火を上げたり、祝いの大かがり火をたいて祭りを終える。