2014
09.28

ハロウィーンとは全く関係ありませんが、
文化庁の「国語に関する世論調査の結果について」は面白いです。

調査項目の結果も興味深いですが、
「項目」自体もそれぞれ面白い。

1 社会全体の言葉や使い方
2 人とのコミュニケーシ
3 読書について
4 敬語 について
5 漢字を用いた語
6 「~る」 「~る」 「~する」 形の動詞について
7 慣用句 等の言い方

ハロウィーン通信の本体は、
基本、読書サイトなので、
調査の結果としては、

3 読書について

が興味深いのですが、
調査項目、結果ともに、目を引くのは

2 人とのコミュニケーション

国はこんなことまで調査をするのかとか、
調査母体はどうなんだろうとか、
サンプリングの母数はそんなにたくさんいらないんだと
教えてくれた高名な教授の思い出とか、
そんなことがどんどん頭をよぎっていきます。
この項目の質問は、

◆ 初めて会った人とでも早く打ち解ける方か,時間が掛かる方か。
◆ 相手から,どのように 接してほしいか。
◆ 相手に対して,どのような気持ちで接するか。
◆ 人間関係を築くために,相手の個的なこと知るが必要だ思うか。
◆ 人と接する際, 相手や場面に合わせて態度を変えようとする方か。
◆ 相手や場面に合わせて 態度を変える人と,同じ態度でいる人のどちらが好ましいか。

国(文化庁)からの質問が
とても個人的な内面に触れているので、
私にとってはものすごくミスマッチな感じで、
それがまたとてもツボに入って、
ものすごく面白いのです。

ちなみに本体の読書サイトとしては、
読書についての結果、

1ヶ月に本を1冊も読まない人が47.5%
人が最も読書すべき時は10歳代と考える人が44.8%
電子書籍を利用している人は17.3%

とか、これら以外にも結果についてはいろいろ興味深いというか、
突っ込みどころ満載というか、
ぜひ、平成25年度のPDFファイルを開いて欲しいと思います。

ハロウィーンとは全然関係ないですが、
この調査結果への興味関心が、
私流の「ハロウィーン精神」ということで、ご容赦を。