2001
11.04
11.04
澄み切った夜空をついと光って流れる星を見ましょう。
今年も獅子座流星群の出現日が近付いてまいりました。
でも流星のモトになる彗星が遠ざかっているから
これからしばらくは獅子座流星群も
年々淋しくなるなあと思っていたら、
イギリスの研究者達の計算では
今年はアジアで一時間に数万個の大出現の
可能性があるんですって。
ええ、本当?
一昨年1999年のヨーロッパでの
銀の火花の散るような大出現を
上回る流星雨が日本で見られる?
でも広大な宇宙の中の細い細い塵の帯の
計算なんて難しいから、以前も大勢の人達が
冷たい地面の上で待ちぼうけを喰ったものでした。
でも万が一という事も。
11月19日未明(18日の深夜過ぎ)
午前2時~3時頃が流れ星のピークだそうです。
日本の国立天文台はピーク時に
一時間に20個くらい、という予測をしていますので、
大出現はないとしても、しばらく空を見上げていれば
いくつか綺麗な流れ星を見る事ができるでしょう。
お願いがある方もない方も、
来週の日曜に朝寝坊できたら
深夜、暖かい格好で空を仰いでみませんか。(ナルシア)