2015
10.29
10.29
(食べてると割り箸が黒く染まって楽しいので、割り箸をオススメ)
年を追って、9月になると
身近なコンビニやスーパーマーケットにも
ハロ化される商品が増えていき、
中でも最も熱いのが、お菓子のマーケットでしょうか。
(内側にもいたずら心。日本のハロ食品ではドラキュラさんは貴重です)
大手メディアも「ハロウィーンの浸透度合い」や
「日本の文化との違和感(と共通点)」、
「そこにひそむ(かもしれない)危険性」に言及し始め、
仮装パーティーやホームパーティーが行われ、
ハロウィーンは総じて無害化されながら
秋のイベントとして定着しています。
(ちょっと形に無理があったけど、個人的には今年のチャレンジャー賞)
それは、このハロ通という宴を連綿と開きつづけてきた
魔女の私たちにとって、感慨深いものです。
でも、ここで繰り広げてきたハロウィーン精神の
いわばホウキの軸みたいなもの、
いたずら心でもって、コワかわいいものや
毒気のある見えない世界を楽しんでみる、
という遊びは、まだまだ浸透していないように感じます。
光にさらされると消えてしまうような
小さな「魔」の、でもハロウィーンの夜だけは
人々をたぶらかすことができる、そして彼らを
恐がって楽しむ、その愉悦を、
「ハロウィーン通信」は
コウモリの翼に乗せて、お届けしたいと願うのです。