2017
10.03
10.03
この本のしおりには、カボチャがぶら下がっています。
そしてしおりは、本に固定されています。
カボチャと黒いリボンと本は、一体となっているのです。
もうおわかりでしょう、
この本がどれほどハロっているか。
ハロウィーン(ハロ通では延ばします)の
歴史から現在までの流れ、クラフト、おまじない、お菓子、
あらゆる悪ふざけ、本や映画、キャラクターたち。
そう、仮装パレードや仮装イベントとはちょっと違う、
ハロウィーンの楽しみ方。
これを一番みせてあげたい魔女ナルシアは、
いまごろどうしているでしょう。
ページをめくっていると、ナルシアの紹介も
出ていて不思議がないような気がします。
いわく、
“アメリカで本場のハロウィーンに触れ、帰国後、友人2名を
ハロウィーンパーティーに招く。その夜、後の『ハロ通』に
至る黒い扉が、ひそやかに開かれたのであった”
とか、なんとか。
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『マイ・ヴィンテージ・ハロウィン』マリオン・ポール著/グラフィック社2015