2007
10.21
10.21
子ども向けの歳時記シリーズ。
前から気になっていたアメリカの絵本を
借りることができました。
A5版の小ぶりなハードカバーで、この時点では全9冊。
その一冊が、ハロウィーンなのです。
(他に、母の日やバレンタインデー、サンクスギビングデー
など)
フクロウが表紙のこの巻では、ハロウィーンの由来や、
アメリカでのハロウィーン、
アイルランドやイギリスからアメリカに
伝わった古い風習などが完結に書かれ、
イラストは3色刷り。
HALLOWEEN by Helen Borten 1965 / A Crowell Holiday Books
いまから2000年も前、
ブリテン島に住んでいたケルトの人々は、
夏の終わりを意味するサムハインの日に、
お化けや死者が地上へ現れると信じていました。
その夜、彼らを脅かして追い払うために、
丘の上で大きなたき火を炊いたのです。
その後、ローマ人がブリテンを征服し、
秋の収穫を祝う祭りを持ち込みました。
収穫祭と、もともとあったサムハインは
徐々に一つの祭りになりました。
ローマ人のおかげで、ハロウィーンには
リンゴと木の実が加わったということです。