10.09
ハロウィーンを楽しもう!
先日Amazonプライムで『ヘンゼル&グレーテル』を見ました。たまたま目に留まり、過度な期待や先入観がなかったので、とても楽しめました。
両親に捨てられたヘンゼルとグレーテルは、お菓子の家の魔女を倒したのを皮切りに魔女ハンターとして、凄腕の賞金稼ぎに成長しています。ある村で子供の誘拐事件の解決に雇われたことから、最強の黒魔女との戦いや自らの出生の秘密にも向き合うことになります。
B級映画だけれど、チープではありません。テンポもよく、中世設定のはずだけど、とてもモダンでスタイリッシュ。グレーテル役のジェマ・アータートンが魅力的です。どこかで見たよう気がしてたのですが、『ジェイン・オースティンに恋して(Lost in Austen)』に出演していました。『高慢と偏見』のエリザベスと現代社会の女性(主人公)が入れ替わってしまうというストーリーです。で、ジェマ・アータートンがエリザベス・ベネット役で、最終的なカップリング(エリザベス&ダーシーではない)に賛否があるようですが、面白いドラマでした。(映画化の動きもあるようです。→ 映画化情報)
『高慢と偏見』といえば、やっと『高慢と偏見とゾンビ』を見ることができたので、今度ご紹介します。
☆ハロウィーンが近づいてきました。
魔女の仮装の準備をしている方、本物の魔女になりませんか?
『魔女学校の教科書』がここにあります。 さて、ドイツで魔女修行を終えたザーゲ先生に魔女とは何か、どんな修行が必要か教えていただきましょう。
<魔女学校の時間割>
魔女学校はまず、「魔女の晩餐会」から始まります。
1時間目:魔法入門
2時間目:魔法の薬草入門
3時間目:魔女の教養入門
4時間目:魔女史入門
5時間目:現代の魔女入門
ザーゲ先生によると、残念ながら修行をしたからといって必ず魔女になれるとは限らないそうです。でも、魔女の正体を詳しく知ることで、今までとひと味違う仮装ができそうですね。
『魔女学校の教科書』
著者:西村 佑子,出版社: 静山社 (2017/7/21)
☆もっと薬草について勉強をしたい方には、『薬草魔女のナチュラルライフ~ハーブを楽しむ・ヘルシーハーブ活用術』で詳しく学ぶことができます。私はベランダでハーブを育てていますが、苦労して育てている割には、ほとんど活用できていません。ハーブの効能や使う場面があまりよくわかっていません。
とりあえず、この本を読んで、体調を整えたり、美容に役立てたりと、暮らしの中でハーブを活かす場面はわかりました。…しかし、ミントやローズマリーを育てているくらいでは、薬草を駆使する「白い魔女」にはなれないようです。魔女修行のハードルは高めです。
『薬草魔女のナチュラルライフ―ハーブを楽しむ・ヘルシーハーブ活用術』
著者:ガブリエレ ビッケル,出版社:東京堂出版 (2002/7/1)
この本のしおりには、カボチャがぶら下がっています。
そしてしおりは、本に固定されています。
カボチャと黒いリボンと本は、一体となっているのです。
もうおわかりでしょう、
この本がどれほどハロっているか。
ハロウィーン(ハロ通では延ばします)の
歴史から現在までの流れ、クラフト、おまじない、お菓子、
あらゆる悪ふざけ、本や映画、キャラクターたち。
そう、仮装パレードや仮装イベントとはちょっと違う、
ハロウィーンの楽しみ方。
これを一番みせてあげたい魔女ナルシアは、
いまごろどうしているでしょう。
ページをめくっていると、ナルシアの紹介も
出ていて不思議がないような気がします。
いわく、
“アメリカで本場のハロウィーンに触れ、帰国後、友人2名を
ハロウィーンパーティーに招く。その夜、後の『ハロ通』に
至る黒い扉が、ひそやかに開かれたのであった”
とか、なんとか。
***
『マイ・ヴィンテージ・ハロウィン』マリオン・ポール著/グラフィック社2015