2016
10.12

いつも胸にあるのは、
ハロウィーンを楽しむ気持ち。

それは、恐いものに可愛さや
憎めなさを見いだし、
可愛いものに怖さを与え、
悪魔や魔女やモンスターたち
そして使い魔たちに
舞い戻った死者たちに、
親しさを感じたいという気持ち。

ここに取り出しましたるは、

その名も
「純魔威吟醸 アスモデウス」
れっきとした日本酒でございます。

キャッチコピーが泣かせます。

「純米吟醸酒に魔術師により666時間、
じっくり時間をかけて魔力を注入し、
精製しました。魔力の回復、魔族の
滋養強壮に優れた力を発揮します。
なお、人間には刺激が強いため、
あまりおすすめはいたしません」

これこそは、われらが胸にあるのと
同類の、ハロウィーン精神。

七つの大罪 と書かれた
木箱に入っております。

きっと辛口なんでしょうね。

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2016
10.11

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http://video.foxjapan.com/tv/sleepy_hollow/s3/

『スリーピー・ホロウ』といえば、
ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督の
ハロウィーン映画(勝手にジャンル付け)で、
原作がワシントン・アーヴィングの短編集
という認識でした。
このドラマは、さらに世界観を広げています。

現在、シーズン3まで公開されていて
まだシーズン1の数話しか見ていないけれど、
主人公たちのストイックさも
魅力のひとつだと思います。

250年を経てよみがえったイカボッド・クレーンは
警察官のアビーと組んで、
首なし騎士による殺人事件を調べていくうちに…

ハロウィーン・シーズンに観るのには
ぴったりのドラマです。

2016
10.09

アメリカの大手玩具メーカーが、
レディ・ガガをモデライズした
ゾンビ人形、「ゾンビ・ガガ」を
近く発売するというニュース。

モンスターの高校生たちを
主人公にした人形の人気シリーズ、
「モンスター・ハイ」(アニメも人気)の
仲間入りをします。

メーカーは、多様性の尊重を
若者に啓発するメッセージを
このゾンビ・ガガ人形に
託しているそうです。

ハロウィーンのグッド・ニュース、
本場らしいアイデアですね。

GAGA?

2016
10.06

あたし、ネリ。
ハロウィーンのもうしご って
いわれています。

きょねんから とっくんしてた。
ハロウィーンのときに
さまよっている たましいを
つかまえるの。

エイッ!

このはこにも まほうがかかってて
くみたてると
すとーむとるーぱーに
なるんだって。

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2016
10.05

いつも いつもみている
影に シンクロしながら
ひとの子の かがやきを
あるいは けがれを
ハロウィーンの上昇気流に
まいあがる
黒い羽根を あの子にあげよう 
いつか いつか落ちるまで

161005karasu

2016
10.04

161004witch

昨日紹介した『魔女の薬草箱』にも
出てきますが、
ヨーロッパでは
台所のお守りにする習慣がある
キッチン・ウィッチ。
こちらは、バネで風に乗る、うちのキッチン・ウィッチ。
名前はナーダ。
去年、やってきました。

ただ、キッチンではなく、魔女の仕事部屋兼居室に
吊り下がっています。
魔女のかき混ぜる鍋は、パソコンのなかに。

2016
10.03

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キクニガナを摘むのは日曜日だということ、
ハシバミが魔除けであること、
マンドラゴラのことだって
この薬草箱には、入っています。

愛の魔法だって、ちゃんと。

薬草を扱う「賢い女」、魔女の
ことも、ていねいに書かれています。

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『魔女の薬草箱』西村佑子著/山と渓谷社2006