10.28
ハロウィーンを楽しもう!
イノコズチ。
漢方でいう牛膝。
イノシシの子、亥の子にもくっつく、ウリボウに似たちいさな、
ウール系にばらばらくっ付くと、やっかいな実。
どこにでも生えているこの野草、薬草でもあり、
食べることだってできるそうです。
『野草の料理』(甘糟幸子/中公文庫)によると、
若い葉の天ぷらが一番おいしいと書いています。
ほかにも、ゆでて煮付けたり、油炒めにも。
ただし、根っこには弱い毒性分があるので食べない方が
よろしいようです。
いつか、料理して食べるのかなあ。
そういう野草はいっぱいあるけれど、
そのなかでも、これはおいしくなさそうだと
ずっと思っていたんだけど。
ハロウィーンのシーズンは、このちいさなトゲのような実が
いたずら心をかき立てますね。
この穂先を、お菓子をくれない人の背中に…
いえいえ、大人はそんなことしませんとも。
エジプトの『死者の書』にその不可視の姿が描かれている
メジェド様、あるいはメジェド神。
に、日本でブームになって数年遅れで、この夏ハマりました。
アニメも作られていますが、まだ見ていません。
「打ち倒す者」などといわれる恐ろしげな神様。
他の強力な神様が姿を隠しているのかもしれないといわれていて。
謎の多い存在のようです。
エジプトとまったく関係がなさそうな外見で、浮きまくり。
むしろこれは、
シーツをかぶったハロウィーンのゴースト?
目からビームが出るそうです。
そしてこちらは、ぽーるぼきゅーずのハロウィーンキャットなパン。
黒い部分はブラックココアだそうです。
持ち帰る途中、顔が溶けかけて、
店で見ていたより数倍コワくなっています。
今季、セブンイレブンの半球形をした黒猫スイーツもありましたが
顔が可愛すぎました。
いろいろあります、ハロウィーン。
ロンドニャーって当たり前だけど
楽しんでますよね。
ハロのみならず、人生を、ですけど。
ハロならなおさら、楽しもうとしてる。
この10月にロンドンで開催されるイベント、
Pirates of the River Thames | Halloween Boat Party
のチケットを予約してみたくなりました。
designmynight;ナイトタイムエコノミーの予約サイトです。
https://www.designmynight.com/london/bars/city-of-london/the-dutch-master-boat/pirates-of-the-river-thames-halloween-boat-party
まだ間に合いますよ。
どうです、ハロウィーナーの皆さん。
日本の魔女はこれにヒントを得て
架空のイベントをひねってみました。
「山賊の館へようこそ。ハロウィーンパーティー」
内容/山賊と一緒にジビエ料理で仮装パーティー。(飲みホ付き)
もちろん山賊の仮装のみOK。
山賊を見たことない人は、とりあえず自分のイメージでなりきって。
会場にいるのは全員山賊となります。誰が誰かわからないので質問はしないように。
念のため、海賊になったら入場できませんよ。
あ、黒猫多数参加します。カラスも少し。コウモリは来ません。
見どころ/山賊が刀を研ぐところ。山の神と戦う剣の舞もあります。山賊が勝ちます。
会場/イノシカ団地の一番奥にある花札館。メイン会場は地下です。
料金/8686円を現金で持参のこと。お釣りのいらないように。
時間/10月31日の逢魔が時から3.1時間まで室内。その後は
腹ごなしに団地内でパレードを行います。
最後は月に向かって吠えます。山賊ですが、オオカミのように。
団地の住人がゾンビになって合流しますので、肝を冷やさないで。
※ジビエ料理が食べられない人は、そっくりな代替料理を用意します。要予約。