2001
10.28

ごぞんじのように、
古代ケルトの風習に由来するハロウィーンは、
イギリスから新大陸へ伝わり、
アメリカの陽気でちょっとホラーなお祭りに
なって、本家のヨーロッパより派手に祝われています。

収穫への感謝と悪霊を祓い、
死者への捧げものをするというのは、
日本でいうと、秋祭りとお盆が一緒になったようなものでしょうか。

もともと日本にはカボチャランタンも魔女も黒猫も
関係ないモチーフではあるのですが、
とても魅力的なのはなぜでしょう。
私たちの生活に、秋祭りが必要不可欠だったころには
外国のお祭りなど、なくてすんだのかもしれませんが、
今、薄くなってしまった秋祭りに代わるものが
どこかで必要なのかもしれません。

「夏の終わり」を、きちんとつけるために。

春や秋が短くなって、夏と冬が長くなった日本の気候も
ヨーロッパなみに、だんだんこうした夏と冬のサイクルが
親しまれてきた、ということもあったりして。

もともとの宗教的な意味は伝わらなくても、
形だけが残ってゆく。
文化の飛び火というのは、そんな風に
新しい土地に根付いてゆくのかもしれません。
日本には外国の言葉もたくさん残っていますよね。

そうしてミックスされた風習や文化が、
なぜか本家より発展したり、独自の道を進んだり。
だからハロウィーンも、日本ではこれからまだまだ
発展するのではないでしょうか。
そのときには、あのカキ-O’-ランタンが
各家庭の玄関に置かれるかもしれません(笑)

lantern2

カキ提灯
(マーズ)

2001
10.26

怪しげな「かぼちゃ教」の祭壇。

ghost2

ではなくて、
マーサ・スチュワートのハロウィーン本で紹介されていた
“ゴースト”を作ってみた。(中央)

 → 参照;
   ハロウィーンの本 (その2) 2001年09月21日(金)
   “Halloween : The Best of Martha Stewart Living”
    by Martha Stewart

魂を吸い取られた
囚われのゴーストが
「アーァー」と力無く叫んでいるようで、
かなり、いいできだと思う。

手前のかぼちゃ提灯は、
実は、Jack’O’Lanternではなく、
柿で作った、
猫やオリジナルKaki’O’Lanternです。

 →参照;
   ハロウィーン通信
   Kaki’O’Lanternの作り方

ゴーストもKaki’O’Lanternも、マーズ作。

※かぼちゃ教;
 どうやら、局地的(猫や限定のようである)に
 誤って伝播しているらしいが、
 詳細は不明である。
 一説によると、ハロウィーンの夜には、
 夜通し、かぼちゃ畑で「かぼちゃ大王」を待たねばならないという。
 しかし、未だ、「かぼちゃ大王」を見た者は無いと聞いている。
 詳しくは、少年ライナスが知っているらしい。
 ただし、少年も、ハロウィーンの夜には、
 不在らしいので、興味のある方は、早めに連絡を取ろう。

 連絡先;
 http://www.snoopy.co.jp/
 SNOOPY.co.jp // 日本のSNOOPY公式サイト
 →「ハロウィンの夜あなただったら?」アンケート実施中 
 
(シィアル)

2001
10.25

☆魔女の干し首づくり。。。

マーズは紅玉で小さな怒った顔を、
ナルシアはジョナゴールドでのんびりした顔を、
シィアルはジョナゴールドで素っ頓狂な顔を、
それぞれ楽しくナイフで仕上げました。

目の中にはクローブを差しこみます。
口の中には、見えにくいですが、歯のかわりに
米粒を入れました。
シィアルは、米粒のかわりに
唐辛子をくわえさせました。

そして、塩水で洗った首を、
並べてパチリ。

birth2

これから日がたつにつれて、
どんな風にちぢんでゆくのか、楽しみですね、ね?

次回の報告を、お楽しみに!

2001年10月25日(木)

2001
10.24

ここ数日忙しかったので、
ハロウィーンの更新ができなかった。

久々に覗いてみると、
「ハロウィーン」サイトとして、
ある検索エンジンに登録されたせいか、
ずいぶんと、カウンターが回っていて、
正直、驚いてしまった。

いったい、日本ではどのくらい
ハロウィーン関係の需要があるのだろうか?
たとえば。
10月末になると、急にかぼちゃの需要が増えるとか、
あるいは、忘年会シーズンと並んで、
仮装グッズがよく出るとか…
そんなことがあるのだろうか?

もちろん。
ないだろう(と思う)。

それでも私たちは、
なぜだか、ハロウィーンが大好きなのだ。
明日は、先取りの「ハロウィーンパーティ」の予定。

おどろおどろしいハロウィーンの
レシピやら、クラフトにも挑戦したいところである。

明日チャレンジする、
いろいろな試みや、奇妙なあれこれについては、
明日以降、ご紹介できたらと、
思っている。(シィアル)

2001
10.23

可愛いサイトを見つけました。
ハロウィーンの工作はこのサイトで。
カボチャちょうちんや魔女を紙で作ります。
サイトにアクセスして、
印刷して、それを切り取って、張り合わせるだけです。

21yamaha.com
『The seasons』
ペーパークラフトのサイトです。
四季折々のクラフト制作を通して、
季節の移り変わり、四季の手作り歳時記を楽しむことができます。
(シィアル)

ハロウィーンのクラフトはこちら。
21yamaha.com:ペーパークラフト – ハロウィン

(※Adobe Acrobat Reader 
   アクロバットリーダー をインストールしておく必要があります。)

2001
10.22

ふらふらっと引かれるように入り込んだCDショップで
同名映画のサウンドトラック盤を¥1,942(税別)で入手。
98年に発売されているから、ずいぶん遅くなった。
(発売元:ポニーキャニオン)

やっぱりハロウィーンにはこれが似合う。
映画を観たら、CDも欲しくなることうけあい。
音楽はダニー・エルフマン。
全20曲入り、60分ちょっと、日本語解説付きのお買い得盤。

最初なかなか見つけられなかったのだけど、
ふと見るとディズニーの棚に1枚だけあった。
そう、監督はティム・バートンで、ディズニー映画だった!

ほぅら、死体シンガーズも吸血鬼ブラザーズも
歌っている、
今夜は楽しいハロウィーン、
ハロウィーン、ハロウィーン!

(マーズ)

2001
10.20

ハロウィーンが舞台の映画、
というわけではありませんが、
映画のクライマックスがハロウィーンのパーティになるので。

それでも、
ハロウィーンとお化けは付きものなのか、
ハロウィーンサイトで、
キャスパーのグリーティング・メールや
映画の紹介を見かけます。

映画版キャスパーは
「アダムス・ファミリー」の、
あるいは、「スリーピー・ホロウ」の、
クリスティーナ・リッチと
かわいい子供のお化けキャスパーのお話です。

まだまだ、子役時代のC・リッチ。
(最近は、たとえば、「チャーリーズ・エンジェル」など
すっかりセクシーな大人になっていますが。)
こうやって、彼女の出演映画をあげてみると、
「アダムス・ファミリー」も
「スリーピー・ホロウ」も、
ハロウィーンを楽しむ映画として、
このサイトで紹介したものです。
彼女こそ、ハロウィーン推奨映画、最多出演女優?
(シィアル)

“Casper” (1995 / 米)
人を怖がらせるより、仲良しになってしまう
12歳の可愛いオバケ・キャスパーと少女キャットのふれあいを描く。
監督 ブラッド・シルバーリング
出演 クリスティーナ・リッチ / ビル・プルマン