Home » 生きとし生けるもの » みじんこ。
5月
29

小学校の理科で、みじんこという生き物を教えられた。
でも、本物を見たことがない。
どう考えても不思議な形なんだけど、田舎の水辺でも
みじんこに出会ったことはなかったし、
じゃあ水を拡大して見てみようというほどの理科好きでもなし。
不思議な親近感を抱いたまま、数十年がたっている。
今はビオトープのメダカなんかが食べるエサ用に
乾燥だか冷凍だかの、みじんこが売られているそうなので、
6月に作る予定の庭先ビオトープ(あるいは窓際ビオトープ)に
買ってみようと思っている。
もう、みじんこの生態については、ほとんど覚えていない。
それでもやはり、絵を見るとなつかしい。
肉眼で見える程度の大きさらしいので、せめて
虫メガネで見てみようと思う。
もし、ビオトープに生きたみじんこが入ってきたら、
それはそれでうれしい限り。
コンラート・ローレンツ博士の『ソロモンの指輪』で夢見た
アクアリウムが、庭先ビオトープで作れる時代である。
今度は失敗しませんように。
メダカと、エビも入れたい。
クロメダカは育てている人から分けてもらう予定。
自然界からは消えかかっているメダカが、
家庭でこうやって繁殖しているのは
地域の伝統野菜が家庭菜園で守られているのに似ている。