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8月
01

蓮の咲く大きな池へメダカをすべて放流した後、昨年と同じように残った卵が孵化した。

今年は20匹を超えていたが、梅雨明けの暑さか世話人の不手際かで

淘汰されてしまい、2匹のみとなっている。

梅雨の前半は過ごしやすく、雨も少なく、行ったことはないが

沖縄のようであった。最近はむしろ関東方面の気象が、ちょっと前のこのあたりな

感じを受ける。梅雨空け10日と言われる猛暑の時期も、暑いには暑いのだが

直射日光が照り続けるというのではなかった。

うちに来るツバメは2度雛を孵し、4羽と3羽を育てた。

今年の親ツバメは南方から帰ってきた瞬間から気がきいていて、効率的だったのだが、

最初の5羽がめずらしくいっせいに巣立ってから、翌日だったか巣の中で1羽落鳥した。

二度目は少数だったので余裕で育つ。

近所の山裾にある珊瑚樹が赤い実をたわわにつけている。

そばにあった民家が空き家になって空き地になってから、

さらに丈を伸ばして10mほどになった。

いつにない赤の多さである。もしやこの樹は近いうちに伐られて

しまうのかもしれない。山へ上る避難路を作る計画があるのだ。

エアコンが壊れてしまっていることに何日もして気づき、

もう12年ほど使っていたので買い換えた。痛手である。

なんとなく慣れない。旧機のほうが好みだった。

奇妙な夏。という印象がぬぐえない夏のさなか。