2017
10.14
10.14
ハロウィーン通信を読み返していて、
仮装する理由が書かれていないことに気づきました。
なんとなく、抜けていたのか、迷路状態でどこかにあるのか
わかりませんが。
一般の説では、
★死者や化け物に自分が誰か見分けられないように
★死者や化け物に仲間と思わせ、危害を加えられないように
という、2つの理由がありますね。
後の説のほうが、多いのでしょうか。
でもこの2つ、似て非なるものですよね。
前者の場合、死者や化け物は、かつての自分の知り合い。
でも後者の場合は、見知らぬ感じです。
さらに、考察するに、
小正月に家々を訪問して子どもを恐がらせる、日本のなまはげ。
そういう存在には、異形(身なりが違う者)と、仮装神人があり、
なまはげの場合は、仮装神人だそうです。
四国の一部に伝わる、子どもたちが家々を訪問する行事「かいつり」でも、
その子らは仮装(変装)しています。
神様に化けるので、訪問先の家で、自分の姿も見せず、
物のやり取りをします。
ケルト文化とつながっているハロウィーン。
日本もまた、どこかでケルトとのつながりがあります。
そんなあれこれを考えると、
仮装するのは、日常の自分自身とは違う存在になるため、
ということは間違いなさそうです。
だったら、特別な怖い存在に仮装しなくても
「どこかいつものあの人とは違うよね」って
化け方で、いいのではないでしょうか。
まあ、特別な怖い存在に化けたら、面白いですけどね。