ハロウィーンを楽しもう!
右上がりに切れた帯に80年代のバブル的熱を感じます。
彗星のごとく消え去った詩人、と表紙に解説されている アルチュール・ランボー。37歳で風に乗った天才詩人。 わたしの思う天才とは、熱に浮かれて一生を過ごす人です。
「一番高い塔の歌」という詩には ハロウィーン的熱が叫ばれています。
“ああ、時よ、来い、 陶酔の時よ、来い”
…さあ、いよいよ明日は。
(「アンネの思い出」)
『地獄の季節』/著・ランボオ/訳・小林秀雄/岩波文庫1938
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