2010
10.15

奈良で見つけた

ハロってる

ツイン鬼の看板です。

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この風邪ぐすりには

漢方薬で地竜として

しられる

が入っているそうですよ。

みみずさんは

鬼の使いだとかいう説も。

これではないけど、

地竜の入った

風邪薬は

常備薬にしてます。

2010
10.14

ハロウィーンシーズンには

山道でキノコに出会います。

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ぼうっとした女王様は、

はたして

食べられるのか、

危険なのか。

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四つ葉のクローバーと

見まがう、

4本キノコの競演。

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こちらは、

袋のなかに詰まっている粉が

ヤケドに効くというキノコ。

袋をはじくと、

ぱふっ、ぱふっと

茶色い粉が飛びます。

恋のヤケドには

効きませんよ。

2010
10.13

ブルーノ・ムナーリの名作絵本、
『きりのなかのサーカス』が
お好きなひとには、
ハロウィーンテイストたっぷりの
この絵本をおすすめします。

半透明の紙に、
黒く塗りつぶされたシルエットは
なんでしょう?

つぎつぎにページを開いてゆくと…
さいごまで来ると、大人でも
遊園地へ行きたくなっちゃいます。

洋書で買ったのですが
日本語のも出ています。

でもやっぱり、
原書のふんいきも味わいたくて。

『The FOGGY FOGGY FOREST』
Nick Sharratt
CANDLEWICK PRESS 2008

日本語版
『きりのもりのもりのおく』

2010
10.11

『おいしいおかゆ』っていう
絵本があって。

おまじないを唱えると、
いくらでもおかゆがあふれ出して、
お金がなくてもだいじょうぶ。

でも、おかゆをストップさせる
おまじないを忘れてしまったら、
さあ大変!

というお話。

グリム童話の有名なお話を、
日本の作家さんがリメイクして
今年出しています。

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で、この箱は
おまじないを唱えると、
いくらでもゴーストがあふれ出して…

え、それはイヤ?


『おいしいおかゆ』
富安陽子・尾崎幸
フェリシモ出版2010

2010
10.09

2010年度コワカワイイ大賞モンスター部門に、和物ですが、
「あんじゅう」を推薦させて頂きます!
「まんじゅう」コワイ、じゃないですよ、この夏出版された、
国民的大ベストセラー作家・宮部みゆきさんの
『あんじゅう―三島屋変調百物語事続』(中央公論新社)
タイトルロールを飾る第三話「暗獣」、
古屋敷に潜むモノノケです。

副題から判るように、この本は
『おそろし 三島屋変調百物語事始』の続編で、
お江戸は神田三島町のお店に暮らす訳ありな娘おちかが、
噂を聞いて尋ねて来る人々から
「変わり百物語」を聞き取り続けるのですが、
なんとも奇妙で可笑しかったり、
人間の怨念、悪意にぞっとする話だったりする中で、
この「暗獣」のお話のいじらしい事、
私は新聞の連載で毎日読んでいたのですが、
ある日、新聞紙つかんだまま思わず泣かされましたよ。

南伸坊さんのほんわりした挿絵の相乗効果もあって、
確か出版時の紙上対談で宮部さんが、
新聞連載時の挿絵を見て、更にイメージが育っていった、
というような事を語られていましたが、
新刊本もイラスト満載で、中央公論新社は、
この絵でアニメーションのPVを作ってしまっているほどです。
しかも優しい語りが宮部さん御本人、制作がなんと京極夏彦氏!

また、今話題の電子書籍化ですが、「暗獣」のお話だけ、
iPad用のアプリになったそうです。
新聞連載時の挿絵が全部載っていて、しかも触ると動くらしい。
大人気となったコワカワキャラあっての企画ですね。

あ、第一話「逃げ水」のお旱さんもコワカワいかったな。(ナルシア)

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こちらは本当の、まんじゅう。かぼちゃ味

『あんじゅう―三島屋変調百物語事続』
著者:宮部みゆきさん
出版社:中央公論新社

『あんじゅう 三島屋変調百物語事続 』(角川文庫)

『おそろし』 (新人物ノベルス)

2010
10.08

焼きリンゴの香ばしい

タワーにキュンとなって、

後ろに見えるかぼちゃのケーキよりも

こちらを選んでしまいました。

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下のほうまで

リンゴが積み重なっていて

食べごたえたっぷり。

ほろ苦さは少しだけの、

ジューシーなやわらかさ。

リンゴもまあ、

ハロウィーンの小道具

ですからね。

2010
10.07

昼食のテーブルに

ハロったトマトのような顔で

ころがっていたのは。

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オキナワスズメウリ、

またの名を

リュウキュウスズメウリ。

ビー玉のように

キュートだけれど、

プチトマトのように

つややかだけれど。

決して口にしてはいけない、

毒ウリの一種なのでした。