2021
10.10
10.10
2021年の夏、マーズはシィアルから黒い種をもらいました。
「これクレマチスの種だから植えてみて」
初めて見るクレマチスの種は黒くていかにもそんな風でした。
マーズはこれも初めての苗床をつくり、もらった10粒あまりの種を植えます。
すると翌日にはもう、緑の芽が顔をのぞかせました。
なんて早いのでしょう。
日を置いてほとんどの種が発芽したではありませんか。
つるを伸ばし、大きくなっていく苗をポットに上げて、
さらに20センチほどに伸びたところで
庭に定植してみました。
咲いたのはクレマチスではなく、
思いっきりハロウィーンカラーのルコウソウでした。
こうして庭はますます草に占領され、
夏からハロウィーンの呼び声が
こだまするようになったのです。
シィアルが種をもらってきた場所には、
たしかにルコウソウが咲いています。
クレマチスも咲いていたのですが。