2014
08.22

万聖節の前夜、10月31日はハロウィーン。

万聖節はローマ=カトリック教会ではまだ祝われていますが、アメリカでは、ハロウィーンはすべての宗教的意味を失い、子供たちの楽しい休日となっています。

その日、子供たちは魔女やゴースト、またはお話や漫画のお気に入りのキャラクターに扮装するのです。

そして、子供たちは、伝統的なパーティで「Bobbing for apple」を楽しんだりします。 これは大きくて広いタブの水にりんごを浮かべ、タブの上に身を乗り出して、歯でりんごの軸をくわえ、つり上げるゲームです。

ハロウィーンといえば、かぼちゃ。この頃はちょうど収穫の時期で、種を取ったかぼちゃを三角形の目、鼻、歯のある大きな口、こわいおばけの顔形にくりぬきます。内側にキャンドルを置くと、”Jack-o’-lantern”(カボチャ提灯)のできあがり。

子供たちは扮装し、近所のドアをノックし、”Trick or treat”=「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ」と声をかけます。親しいご近所の人々は子供たちに、手作りのクッキーやポップコーンやキャンディをあげたりします。

けれども最近では、この行事にも多くの問題がでてきました。両親が、たいへん親密な友達の家にしか子供たちを行かせないこととか、貰ってきたお菓子などをたいへん注意深く調べたりするというようなことなどです。

※ ハロウィーンのかぼちゃ

WEB上を彷徨っていて、ハロウィーン用のオレンジ色の巨大なかぼちゃを販売しているサイト(日本)に出会いました。

ナルシアは、すぐ手に入るふつうのカボチャや柿(!)などを利用して、カボチャランタンを作りますが、ちょっと奮発すると、本場に負けない立派なものを作ることもできるのですね。

ランタン用には、南米高原地帯原産西洋カボチャやメキシコ原産ペポカボチャ(巨大なものは直径1mほどもある)が使われるようです。