2014
08.22

生贄鶏のキッシュ (2)

□ アメリカンパイの皮

ころころのバターを粉の中でぽろぽろにする、スコーン作りでもおなじみのやりかた。フランスパイのように折り込まなくて良いので、とっても簡単。この皮で、キッシュはもちろん、アップルパイなどのフルーツパイやクリームパイ、ミートパイ、なんでも焼いてしまいます。パイ生地の残りは冷凍しておけますし、余ったはしっこはチーズとチリパウダーや、タイムやローズマリー等をのせて焼くと乙。

[18cmパイ皿サイズ]

・小麦粉    1カップ(100g)
・無塩バター  60g  (→ショートニング、製菓用マーガリンなども固形なら可)
・塩      小さじ1/4
・水      大さじ1~2 

(1) 冷やしたバターをサイコロ状に細かく切り、スケッパー(注*1)などで粉の中でさらに細かく刻みます。

(2) 冷やした両手で粉とバターをすりあわせ、ぽろぽろにします。バターが手で溶けないように手早く。冷え性の方向きの作業。

(3) 生地に冷水を少しずつ加えて混ぜます。水を入れ過ぎないよう調節して。

(4) しっとりしてきたら軽くまとめておだんごにし、ビニール袋にいれて密封して冷蔵庫で一時間休ませます。

(5) 打ち粉をした台の上でめんぼうを使って生地をのばし、皿にのせて縁からでた余りをナイフで切り落とします。

(6) さあ、中身をつめて焼きましょう。

 

【 注 】

 (注*1)まっすぐな一枚板のものをよくみかけますが、私の愛用は金属の棒が数本平行に並んだブレンダー。ボールの中で使えるようにカーブしていて、ボウルに粉とバターの固まりを入れ、握ってとんとん、とバターを切り混ぜると、あっというまに粉々に。スコーン、ホットビスケットも朝すぐできる。
アメリカで買ったものだけど、絶対日本にもはいっているはず。見つけたら買い!です。