08.22
□ アメリカンパイの皮
ころころのバターを粉の中でぽろぽろにする、スコーン作りでもおなじみのやりかた。フランスパイのように折り込まなくて良いので、とっても簡単。この皮で、キッシュはもちろん、アップルパイなどのフルーツパイやクリームパイ、ミートパイ、なんでも焼いてしまいます。パイ生地の残りは冷凍しておけますし、余ったはしっこはチーズとチリパウダーや、タイムやローズマリー等をのせて焼くと乙。
[18cmパイ皿サイズ]
・小麦粉 1カップ(100g)
・無塩バター 60g (→ショートニング、製菓用マーガリンなども固形なら可)
・塩 小さじ1/4
・水 大さじ1~2
(1) 冷やしたバターをサイコロ状に細かく切り、スケッパー(注*1)などで粉の中でさらに細かく刻みます。
(2) 冷やした両手で粉とバターをすりあわせ、ぽろぽろにします。バターが手で溶けないように手早く。冷え性の方向きの作業。
(3) 生地に冷水を少しずつ加えて混ぜます。水を入れ過ぎないよう調節して。
(4) しっとりしてきたら軽くまとめておだんごにし、ビニール袋にいれて密封して冷蔵庫で一時間休ませます。
(5) 打ち粉をした台の上でめんぼうを使って生地をのばし、皿にのせて縁からでた余りをナイフで切り落とします。
(6) さあ、中身をつめて焼きましょう。
【 注 】
(注*1)まっすぐな一枚板のものをよくみかけますが、私の愛用は金属の棒が数本平行に並んだブレンダー。ボールの中で使えるようにカーブしていて、ボウルに粉とバターの固まりを入れ、握ってとんとん、とバターを切り混ぜると、あっというまに粉々に。スコーン、ホットビスケットも朝すぐできる。
アメリカで買ったものだけど、絶対日本にもはいっているはず。見つけたら買い!です。