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Archive for 12月, 2012

12月
30

清盛伝

まだ最終回の録画を観ていないけれど、
最後に紹介される、ゆかりの地紀行を観て、
私もナルシアと同じことを思った。
耳なし芳一のオーディエンスとなった方々の、塚だ。
いまだ壇ノ浦へは参ったことがない。
けれど、想像の世界では、彼らとともに
芳一の琵琶を聴いた…はずである。
清盛伝、もとい、大河の『平清盛』。
視聴率は取れなかったというが、
くじけることはない。
時には苦しいほどに、人の変化を描き、
はるか未来の私たちに、ビジョンを見せて
くれたのだから。
信念をゆずらず、世間におもねずに。
そして私たちに、源氏物語や和歌の道を
かいま見せてくれた。
平家物語が、いまだ生まれる前の世を。
ある意味、アメリカの骨太なドラマを観ているような
感覚すら、あった。
「ザ・ホワイトハウス」を観るたび、
日本でこういうドラマは作れないのだろうかと
思ったものだった。脚本にも多くを教えられた。
清盛は武士の世をつくったが、
「平清盛」は日本のドラマ界で、戦ったのだ。
真実から目をそらさない姿勢をもって。
ことさらな解説をせず、わかるものにはわかるという姿勢は
昨今の風潮からは好まれないかもしれないが。
よくいわれる「中学生にわかる内容」というマスコミの指針には、
明らかに無理がある。
もうそろそろ、そんな欺瞞から抜け出す者も出てほしい。

12月
06

手帳に

先日、新しい手帳を買った。
といっても、買うのは基本的にいつも同じもので、しかも
ありふれたものなのだけど、
なんとなく、よく似ている別の手帳を選んでしまったので、
来年はお月様の満ち欠けが載っていない。
でもそのために買い直すのも面倒だから、
満ち欠けは携帯のアプリで見よう。
あるいは、月の形が載っているカレンダーを
手に入れればいいか。
食生活を改善中。寝る前は食べないとか、
食べたらしばらくじっとしているとか。
脂肪の多いものを知り、避けるとか。
睡眠も改善に着手。猫たちよ。