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Archive for 6月, 2013

6月
16

あれは虫ではない。

マダニはクモやなんかの仲間だそうだ。
去年の雨多き、というよりも何ヶ月も雨の続いた夏以来、
大発生してしまったうちの庭。
彼らの吸血対象は、庭にいる哺乳類、アビィである。
前にも日記に書いたことがあるけれど、
犬からマダニを取るには、オリーブオイルを指先に塗って
ダニの体を「もみもみ」すると、コロッと離れる。
なぜなのかは知らないけど、ロマンス小説で読んで以来、
実行している。
ただ最近はそれも面倒になり、かといって、プチッと
やると犬の皮膚にダニの注射器が残ってしまうので、
適度な刺激を与えながら、油断させて
じわじわっと引っ張る作戦にしている。
本当にそんなことでダニの全身が取れているのかは
わからないけど、ダニも自然界ではこのように取られることは
ないだろうし、死ぬよりは注射器を引っ込める方がいいはずだから
ジワジワ攻撃には油断するのではなかろうかと。
獣医さんには専用のピンセットもあるらしい。
マダニの害は、昨年あたりから死亡例が出たりして
取りざたされているが、ネットにはまだまだ、マダニの生態に
関する情報が少ない。
ゲンジボタルだって、ちょっと草刈りの時期を外すだけで
全滅してしまうのだから、マダニとて、そのような
生態に見合った攻撃の方法があるはずなのに。
2,3年生きるらしい彼らが吸血するのは、何度かの脱皮と、
命と引き替えの産卵のためだという。
その長い?一生で、動物の血を吸うのは、ごく短い期間。
マダニが何千個もの卵をどんな植物に、どのように産卵するのかも
今の私は知らないでいる。アリとの関係も。
マダニはけっこう足が速い。毛足の長いカーペットの上を
一心に、目的を持って、私―きっとオレンジ色に見えるのだろう―の
方へ進んでくるマダニを、「なんだろう?」と捕獲して
ルーペで見た時の、おどろき。

6月
12

身の回り品

ひさかたぶりに、マニキュアをぬってみた。
ひとつ前に買ったのと同じような色で
ほとんど透明な仕上がりで、素と大差なし。
「ネイル」はしたことがない。自分には合わない。
ところで、エナメルリムーバーというのは、どうして
あれほど大きな容器で売られているのだろう。
10年以上前のを持っているが、いっこうに減らない。
おそらく変質はしてないと思うけれど。
そういう意味では、歯磨き粉も大きすぎる。
家族単位で使わない者は、コンビニで買うしかない。
でも自立式のがいいので、大きなのを買って、
1年ぐらい使ったら途中で捨てる、という場合もある。
こちらは中身が変質しそうだし、飽きてしまうのもあるし。
スーパーやドラッグストアのシャンプーやコンディショナー類も
大容量の詰め替え一色になってしまった。
何十年も、そういうものは一人で使っているので
あんな巨大なのを買うわけにはいかない。
だからコンビニで買ったり、ナチュラル系をネットで探す。
しかしこんな状況では、パッケージデザイナーの出る幕が
ないのではと思う。
一人用の、ちゃんとデザインされた、そこそこな品質の
身の回り品を必要としている人は、二人生活の人にも
いるだろうに。

6月
02

枕元にタマネギ

スライスしたり、みじん切りにしたタマネギを
枕元に少しばかり置くと、安眠できるのだという。
しかもこれは世界中で実践されているのだと。
思いもかけない、生活の知恵である。
ただし効き目はまだ試していない。