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Archive for 5月, 2013

5月
23

会津藩のお方

NHK大河ドラマ『八重の桜』を
録画しながら追っつけ観ている。
大河にはめずらしいほど、主人公がいっこうに
活躍しないのであるが。それはこれからなのだろう。
今までで「なるほど」と思ったのは2点。
アメリカの南北戦争が終わり、余った武器が日本へ
大量に売られたこと。
松平容保に「土佐」と呼び掛けられていた人物が、
あの田中清玄のご先祖であったこと。
代々会津藩松平家の家老を務めた田中家で、
会津藩筆頭家老となった、田中土佐玄清(はるきよ)。
ドラマでは佐藤B作が演じている。
2008年に『田中清玄自伝』を読んだ時、
先祖が会津藩士というのは覚えていたが、このドラマによって
初めて会津の役割を時系列で理解させてもらっているぐらいなので
当時は会津といっても、ピンと来ていなかった。
土佐といえば、戊辰戦争の会津編で、加藤雅也演じる土佐の板垣退助が
どう動いたかも、これから詳しく描かれるだろう。
私はこの本を人に借りて読んだのだが、後で見れば
父の本棚にもあったのだった。えらく書き込みがしてある。

5月
21

私のための最初の家具

ベビーダンスと呼ばれる家具は、本来、親がごく小さい子どものために
買うものなので、少なくとも10才ぐらいになったら、
親の手で処分しておくほうがよいと思う。
うちの場合は親が処分せず、捨てる決心のつかなかった未婚の娘つまり私が、
おそろしいほど何十年も部屋に置いて、眺めては気を滅入らせていた。
ちなみにこの娘、ちゃんとした箪笥の類いを持っていない。
ベビーダンスは主に死蔵品の物入れとして使っていた。
買ってきて2年越しの棚を組み立てたので、ついにベビーダンスとの生活を
やめることを決意した。人生このままではいけないのだ。
一応母にも聞いたが、さすがに反対はされなかった。協力も。
そして昨日、扉のところにミッキーマウスの絵が入った(娘はミッキー好き
ではなかったが)ベビーダンスを二階の廊下から独力でガキゴキと
階下へ運び降ろし、階段下の角が曲がりきれなかったので
計画を一部変更して、広い裏口から出すことにした。
裏庭の門を出て、路上経由で回転させながら前の門から入り、いまは軒先で
来週の粗大ゴミの日を待っている。
自分でもよくやったというか、搬入をする時のパワーみたいなものが出た。
今回引き出しを抜いてみてわかったが、底がベニヤ板ではあるものの、
他のパーツは木で、けっこうしっかりしていた。
ベビーダンスのあった廊下には、白いラックと猫タワー、
木の椅子を置いている。
紙であふれている室内にくらべれば、ほっとする空間になった。
設計集団ピトリピコリの代表の方が以前書いていたように、
今いる場所で満足して暮らせるように工夫や努力をすることが
まず大切で、新しい建物以前の問題なのだった。
ずいぶん時間がかかったけれど。
春から並行して始めている仕事の資料(ほとんどが単なる経過記録)捨ても、
なんとか夏には終わらせたい。

5月
04

朝と夜の習慣

4月の途中から、0655と2355を観るようになった。
さいしょは2355を友人に教えられ、しばらくしてから0655を知った。
部屋ではパソコンのテレビしかないので、基本的には
録画で観ている。
佐藤雅彦っぽいなあと思っていたら、監修していた。
教育テレビというものは、朝出がけにとか、夜寝る前にとか
わざわざ観ることはまずない。
0655はずいぶん前からやっていたのだった。
決まった時間に出勤する生活ではないけれど、0655を観ている。
最近早く寝るようになったとはいえ、12時に寝ることはまずないけど、
2355を観ている。
大人がする子どものような遊びという意味では、
猫やのハロ通にも血脈相通じるが、
(そして猫好きという大きな共通点もあるが)
同じ目的のために集まって遊ぶ(笑)人の数は
きっとものすごく多いのだろうな。