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Archive for 1月, 2017

1月
19

ひと言で。

かつて法律を学んだことのある

シィアルに、きいてみた。

「憲法ってなに?」と。

すぐに返ってきた答えは

「国としての理念や、考え方。」

「それは、国のコンセプトみたいなもの?」

「まあ、そんなようなもの。」

 

という会話になった。

身にしみるように、そういう概念が

法律を学んだ人のなかには入っているのだろう。

この問いに、私はこれほど簡潔には

答えられない。

私が美術系出身だから、というのも

あるのかもしれないが、

法とは何かを深く学ばなかったという意味では、

他の学問分野でも似たりよったりだろう。

このごろ特に思う。

行政や政治家、そして図書館には

法学部出身者を、適度に配置すべきだと。

そうすることで、権力を見張ることにも

なるのだと。

 

 

1月
04

やがて本になる。

昨年は都合3冊の本を仕事でつくらせてもらった。

そのうち2冊は私家版で、1冊は売り本である。

そして、シィアルのおかげで、お天気猫やでも

ナルシアの日記を2冊と、「クリスマスの種」を

ネット出版で本の形にすることができた。

年も明けてそろそろ、「ナルシアのハーブガーデン」も

できあがってくる予定である。(いずれも数部しか作っておらず、非公開)

こちらは彼女を知る友人に表紙を描いていただいた。

猫やの本化は、まだつづく。

あらためて読むにつけ、

ナルシアのたぐいまれな才を、

活字として世に出したいと思う。

猫や以前の数年間に

3人がやり取りしていたファクスでの便りも

感熱紙が消える前に、複写しているところである。

自分たちがこれほどファクスという当時の

新しいおもちゃで遊んでいたことを

私もシィアルも忘れていた。

まだメールがなかった頃なのだ。

ファクス時代、最も熱心だったのは

ナルシアであった。