2014
10.16

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モレスキンが2013年秋に発売していた
限定版の手帳を、シィアルが入手。

トールキンの『ホビットの冒険』が映画化され、
第二弾の『ホビット 竜に奪われた王国』の公開に
先駆けて発売されたノートブックです。

公式オンラインショップのみの限定販売でした。
サイズは、写真のポケットと、大きめのラージ。
デザインもそれぞれ違います。

黒い表紙には、メタリックレッドで
型押しされたスマウグ。
ハロウィーンなテイストでもあり、
正義の味方ではなく、悪い竜が表紙というのが
いいんですよね。

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ページの随所にはもちろんのこと、
背表紙や帯の裏側にもトールキンの世界が
込められています。

グッド・ジョブ。

(マーズ)


『ホビットの冒険〈上〉』
ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、ある日、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、竜に奪われた宝を取り返しに旅立ちます。北欧の叙事詩を思わせる壮大なファンタジー。

『ホビットの冒険〈下〉』
魔法の指輪を手に入れたビルボとその一行は、やみの森をぬけ、囚われた岩屋からもなんとか脱出に成功。ビルボたちは、いよいよ恐ろしい竜スマウグに命がけの戦いを挑みます。『指輪物語』の原点といわれる、雄大な空想物語。

amazon 商品の説明(「BOOK」データベース)より

ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
ホビットの冒険〈上〉 (岩波少年文庫)
ホビット 思いがけない冒険 [DVD]
ホビット 竜に奪われた王国 DVD(初回限定生産)1枚組

2014
10.15

14hallo-ispy

ハロウィーンシーズンには、
いつも新しいハロの絵本がほしくなるのです。
ただ、写真右側の “I SPY LEVEL1″シリーズの ”A PUMPKIN”、
ハロウィーンっぽいのは表紙と最初の1ページだけ。
(もっと上のレベルで、1冊まるごとハロウィーンな
ゴーストハウス系のがあります)

まあ、それでも
“THANKSGIVING”と並べて置けば、
日本とは違った深まる秋のムードが、かもし出せます。
I SPY のタイトルも
ハロっぽいですよね。

薄くてチープなこの洋書絵本、
子どもと遊ぶハロウィーン実用よりも
お部屋のディスプレイにいいかも。

2014
10.14

2014年はおなじみの炭酸飲料「ファンタ」が
ハロウィーンキャンペーンを展開しています。

その名も「ハロウィン仮装コンテスト」。

ゴールデンボンバーのメンバーたちの
ハロウィーンコスプレ写真が、1人ずつ贅沢に
パッケージへデザインされていて、
チカラ入っています。

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期間中、スマートフォンでファンタオフィシャルサイト(http://fanta.jp)にアクセスし、ゴールデンボンバーのメンバーや、あなたの顔写真を使用して仮装をお楽しみください。ファンタPETボトルに記載された9桁のコードを入力すると、特別な仮装アイテムを手に入れることができます。仮装した画像をTwitter でシェアし、応募フォームに必要事項を入力いただくとハロウィン仮装コンテストへの応募が可能です。優秀者には豪華賞品をご用意しています。
(公式サイトより引用)

3月から展開してきた“「ファンタ」謎解きキャンペーン”の
一環だそうです。
ゴールデンボンバーは、架空の「怪盗FRT2(フルーツ)」の
メンバーという設定なんですね。
なんでも、彼らによって盗まれたファンタのフルーツやロゴが、
これまでのキャンペーンで応募者たちによって取り戻され、
そのお礼として、怪盗FRT2からのプレゼントが、
今回の仮装コンテストなのだそう。
9月からスタートしています。
衣装アイテムは100種類以上に及び、着せ替えするだけでも楽しそう。

ちなみに、優秀作品には応募作品の仮装フィギュアと、
ゴールデンボンバーの直筆サインが贈られるということです。

ハロって応募してみにゃい?

2014
10.13

ここ最近、年1回の『クレア』の読書特集を楽しみにしています。
今年の『クレア 9月号』では、「おいしい読書」を特集していました。
レシピ本からエッセイ・小説・マンガまで、
食に関する本が多岐に渡って紹介されています。

その中で、[パテ屋]店主の林のり子さんが紹介された本
『Irish Family Food』


著 者:Ruth Isabel Ross
出版社: Gill & Macmillan Ltd (1996/03)

アイルランドのハロウィーンの食卓が描かれています。

「ハロウィンにはコルカノンに銀貨を入れて、当たった人はラッキー」
というように、レシピにもちょっとした解説がついていて、
アイルランドの情景が浮かびます。

『クレア 9月号』P54

アイルランドでは、ハロウィーンの料理に銀貨を入れるんですね。
クリスマスにも何か、入れてますよね。

と、気になったので検索してみたら、
先日のNHK連続テレビ小説『マッサン』でも、
クリスマス・プディングから
マッサンには6ペンス銀貨、
エリーには指ぬきが出てくるシーンがあったんですね。

話はハロウィーンからそれていきますが、
『フランスで覚えたお菓子』では、
ロアーヌ地方ピティヴィエの郷土菓子、
ピティヴィエ(日本では、ガレット・デ・ロワ)のエピソードが載っていました。
フランスでは1月6日公現節(エピファニー)に
フェーブ(陶器のかわいい小物)を入れて焼いたピティヴィエを家族で切り分けるそうです。
また、パリではこの時期、
いろいろなお店でフェーブ入りのピティヴィエが出回り、
食べ比べや小物集めも楽しみの一つだそうです。

話はハロウィーンというか、アイルランドに戻って、
「コルカノン」についてですが、
アイルランドの伝統料理とのこと。
キャベツやケールを加えたマッシュポテトだそうです。

コルカノンはハロウィーンの頃によく食べられる料理として、
ちょうど、KALDIのホームページで、
「ハロウィンレシピ」として
簡単な作り方が紹介されています。

完成したら、もちろん、銀貨も入れて。
銀貨?
どうしましょう。
ぱくっと食べたら、その中から、
50円玉が…

それはちょっと、嫌かもしれない。

(シィアル@500円玉だとどうでしょう?やっぱり嫌ですよね。)

『Irish Family Food』
著 者:Ruth Isabel Ross
出版社: Gill & Macmillan Ltd (1996/03)

『フランスで覚えたお菓子』
著 者:panipopo
出版社:グラフ社

2014
10.12

ナルシアの「さまようカブ」に少しだけ関連して、
ささやかな続きを書いておきます。
ハロウィーンとは関係のない話ではありますが。

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『ハウルと火の悪魔』は、ライト兄弟に次いで世界一有名な飛行家
リンドバーグ(1902-1974)の私生活と、接点を持たせて書かれています。
彼にはアメリカにいた妻子とは別に、ドイツにも妻子がいました。
そのことが公表されたのは、ドイツの妻、
ミュンヘンの帽子屋であったブリギッテ・ヘスハイマーの死後で、
リンドバーグの死よりもずいぶん後のことです。
3人の子どもたちと父親の血縁関係は2003年のDNA鑑定でも裏付けられましたが、
ドイツにはリンドバーグからの手紙が多数残されているそうです。

さて、ハウルの物語との接点とは。
まずは、ドイツ人の妻が、帽子屋つまりハッターであったこと。
ハウルのパートナーとなるソフィー・ハッターは帽子屋の長女です。
本を読んでいる間もその後も、なぜソフィーは帽子屋でなければ
ならなかったのか?という答えが見つかりませんでした。
手に職を持つにしても、他の職業ではだめだったのだろうか?と。

接点の2つ目は、空中を浮遊して動くハウルのお城と
リンドバーグが飛行家であったことです。
あの不思議なお城は、魔法によって空中を移動しているのですが、
リンドバーグはスピリット・オブ・セントルイス号というプロペラ機で
大西洋単独無着陸飛行を成し遂げ、一躍有名になりました。
まるで、魔法使いのように。

日本でアニメーションになった時、
宮崎駿監督は動くお城に脚を付けてしまったのだから、
ソフィーが帽子屋である必要は、なかったのではないか。
とも思うのです。

ソフィーは大団円の最後まで、老婆に変えられた自分が
誰であるのかを、ハウルに隠していました。
ブリギッテもまた、リンドバーグの妻であることを
ひた隠しにしていたそうです。

著者のダイアナ・ウィン・ジョーンズはどこかで
こうした着想を語っているのでしょうが、
私は偶然に冒険時代の飛行家たちのことを調べていて、
インスピレーションを得たのでした。
ナルシアに問われて、『ハウルと火の悪魔』でかかしの姿をどう描いて
いるのかを調べた、ハロウィーンの10月に。

(マーズ)

2014
10.11

十月の町のあちこちで、黒とオレンジの
ハロウィーンカラーの飾りつけをみかけるようになりました。

でもちょっと待って。
もしハロウィーンのジャック・オ・ランタン
アメリカ式のオレンジ色のカボチャじゃなくて、
アイルランド仕込みの地味なカブのままだったら、
ずいぶん印象が変わってしまいますよね。

もともとアイルランドでハロウィーンのランタンに使ったカブは
「スイード」とも呼ばれる黄色がかった種類のカブだそうです。

半透明のカブを透かす淡い炎のゆらめき。
闇に浮かぶ大きなカブの顔のしなびた目鼻。
かなり怖いな‥‥と想像していて、ふと思いついた事が。

宮崎駿監督のアニメ作品『ハウルと動く城』に登場する
大きなカブで頭ができているカカシの「カブ」って、
本家風ジャック・オ・ランタンじゃないでしょうね?

あわててダイアナ・ウィン・ジョーンズの原作小説
『魔法使いハウルと火の悪魔』(徳間書店)の
書評を書いたマーズを召還すると、
さっそく蔵書の山を掘り返して
カブ頭のカカシの描写を拾い出してくれました。

しなびた蕪で出来たカブ頭“turnip-head”の中身は、
ランタン用にくりぬかれているのかいないのか。
マーズによると、頭の中に、
ある物が収まる場面があるので、
くりぬかれていたのかもしれないとの事ですが。

でも、収穫期にまるでヒトの頭のような作物が
畑にごろごろしていれば、それをひょいと
カカシの頭に使うのはごく自然な事でしょう。
頭に蕪を使った案山子の出てくるお話は
そういえばむかし児童書や怪奇小説で読んだ気もします。

英国のカブを使ったカカシを見てみようと思い、
「turnip(蕪)」「scarecrow(カカシ)」で検索すると
どどどっと「Howl’s Moving Castle」(原作本の原題)が、
しかも原作本以上にアニメ映画版の
キャラクター紹介がネット検索の上位に並びました。

すごいわ、カブ!というか世界のミヤザキ!
原作のカブ頭のカカシは相当ブキミだそうですが、
アニメ版のカブはものすごくいい子だもの。

‥‥キャラクターの人気は良くわかりましたが、
やはり昔から英国圏のカカシは頭にカブを使うようで、
まるで本物のヒトのように畑に立つ、良く出来た
「昔ながらのカブ頭の案山子」の画像も見ることができました。

どうやらカカシのカブは、ランタンではないようです。
普通のカカシは農夫のお古を着ていますから、
黒服の正装のカカシなんて、
少しハロっぽい気がしたんだけどなあ。

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あっ!そうだ、ジャックだ!
ジャックに似てるんです。
ジャック・オ・ランタンに、というより、
極めつけのハロウィーン映画
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の主人公、
ジャック・スケリントンに!

アイルランドのカブのランタンは
頭蓋骨を模したものなのだそうです。

となれば。
カブでできたジャック・オ・ランタンを間に置いてみれば、
骸骨のジャックとカカシのカブは兄弟のような関係?

(ナルシア)

『魔法使いハウルと火の悪魔』 
著者:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
翻訳:西村 醇子
イラスト:佐竹美保
出版元:徳間書店1997

☆文庫版(2013)もあります。

DVDはこちらです。
『ハウルの動く城』(デジタルリマスター版)

2014
10.10

いかにも平和な秋の日差しのもと、
異形のものは
その片鱗をのぞかせている。

14hallo-monsterfish

あるいは、こちらの世界を
のぞいているのかもしれない。

ハロウィーンの月に
勢力を伸ばして。

(マーズ)