10.07
ハロウィーンを楽しもう!
再会以来、皆さまからはげましのメールをいただいています。
この場を借りて、お礼を申しあげます。
今年はお返事がなかなか出せなくてごめんなさい。
当日まで応援よろしくお願いします! from 三魔女
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今夜のテーマは、マザーグースのおばあさん。
2006年10月16日と10月17日のハロ通をごらんください。
カゴに乗って飛ぶおばあさんは、昔の挿絵ほど魔女っぽく
描かれているようです。
いわゆるガチョウおばさん、「マザーグース」の
表紙にもよく登場するあの「おばあさん」も、
やっぱり魔女っぽい。ガチョウに乗れるのだから
魔法を使えるのは確かなようです。
マザーグースの歌(韻を踏んだ伝承童謡、ナーサリー・ライム)
として知られる前から、こういうおばあさんのイメージは
伝えられていたそうです。
ガチョウに乗って空を飛ぶおばさんは、
なぜか三角帽子でホウキを手に持っていたり、
とがったかぎ鼻をしていたりで、
魔女のイメージそのもの。黒猫こそいませんが。。
そしてもちろん、この魔女っぽさは
子どもたちの大好きなハロウィーンの
イメージとも、結びついているのでしょう。
そういえば、マザーグースとハロウィーンには
同じ血が流れているような気がしてきます。
ハロウィーンそのものを歌ったライムがあるのかどうかは
知らないけれど、どの歌もハロってるような
感じがしませんか?
ぼく、魔女じゃないニャ。
ハロってるのは、やっぱり洋書の絵本。
これは、ハロウィーン・バグ、ハロウィーンな虫たちが
ポップアップしている仕掛け絵本です。
子どもと読むのなら、部屋の明かりを消して、
こんなふうに、小さいLEDライトを当てながら
1ページずつ、楽しくこわがるのがいいかも。
(ちなみに。このライトは105yen、こういうスタイルの携帯写真が
ハロ通を始めてから定番になっちゃいました)
ハロウィーンな虫たちが好きなのは、
もちろんスウィーツ。
彼らはスプーキーな扉の向こうで、待っているはず。
20cm四方ぐらいの小さい絵本なので、
お財布の虫も安心です^^ね
Halloween Bugs
by David A. Carter 2003
Simon & Schuster Inc.
恐怖の一夜が明けると、
彼らはどこへ行ってしまうのでしょう。
屋根裏にも、庭木のてっぺんにも、
分かれ道にも、
戸棚のなかにも…いない。
チカチカと光っていたのは
彼らの金色の眼ではなく、
もうすぐ沈む雲間の月なのでした。
ああ、彼らはもう、
次の季節には似合わない。
白銀のブリザードは、彼らには強すぎる。
晩秋のそこはかとない寂しさだけが、
彼らと私たちとの接点。
闇を飛ぶコウモリの翼に乗って、
彼らが落として行ったプレゼントも
見えなくなってしまいました。
でもまだ、ほんの少しだけ。
彼らの痕跡が残っているのではありませんか?
ほら、あなたの唇が少し…スパイシィに
笑っているのは、彼らと親しくした名残り。
きっとまだ数日は、彼らと波長が合っているはず。
* * *
それでは、来年のハロウィーンまで、
おやすみなさい。良い夢を。
(※山口にて)